2013年4月27日土曜日

5月のスケジュール



5月18日は
スターネット益子店で「はじめてのくつ」という催しものをやります。

西洋では出産のお祝いに、あかちゃんの靴を贈る風習があると聞きました。
僕もこれまでに何十足もあかちゃんの靴をつくらせてもらってきましたが、
その度に、幸せとしか言いようのない温かな気持ちに包まれ、
その度に、大きな責任を感じて、
あかちゃんのくつは、1番大事にしなきゃならない仕事のひとつだと思っています。

でも、
あかちゃんの靴をやはり自分の手でつくってほしいと
実は思っています。
時間をかけて、ああでもないこうでもないと迷いながら
あかちゃんと向かい合って。

僕自身が親になって、自分のこどもに靴をつくってから
そう思うようになりました。

お話会と受注会ですが、
お話会だけの参加もできます。
おとうさんとおかあさんも、これからの人も
ぜひお出かけください。




2013年4月25日木曜日

明日お休みします。

明日、26日金曜日は、お休み致します。

急なお知らせで申し訳ありません。

小林智行

2013年4月21日日曜日

春の日

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山桜の真っ赤な蕾が鈴なりに連なって、揺れて
真っ白な大きな花に移りゆく、この春のうららかな一時、
昨年、鎌倉より引っ越してきました。
またこの桜を拝めることができて
四季が巡ったことに、心から感謝しています。
この1年でこの地で活き活きと暮らす素敵な人たちと
知り合うことができ、これからの生活がますます楽しみになって、
それは仕事にも影響して、靴づくりがもっと好きになりました。
美しさとは、生きる力だと、今西裕行さんが言っていました。
明日が待ち遠しい暮らしは、美しさに溢れている暮らし。
それは目には見えない、営みという日常の心地よいリズム。
原発事故がそれを奪い去ったことは言うまでもないけれど。


4月12日から始まったコモンシューズハウス。
益子、栃木をはじめ、東京や千葉、埼玉、宮城など
たくさんの人がいらしてくれました。
本当にありがとうございます。
まだまだ靴の展示が少なくて、わざわざ来て頂いたのに
たいしたこともできませんでしたが、
「靴の話をはじめてちゃんと聞くことができて、とても楽しかったです。」
というご感想を頂けて、この場所をつくれてよかったと思いました。

最近は、子供の日も近いので
子供靴をせっせとつくっています。
コモンシューズハウスづくりは
子供靴を本気に考えた靴屋をやりたいと思ったことが始まりで、
わずかでも温かな子供靴を探している人がいるなら
僕ひとりの仕事としてはちょうどいい量だなと思っています。
昨日も雨の中、鹿沼から訪ねてきてくれ方がいて
今日も結城市からいらっしゃる方のご予約があります。
有難いことです。本当に。1日1日、待ち遠しいです。

GW期間中は、鯉のぼりと子供靴を飾ってお待ちしています。
おやすみは29日と30日です。この2日間はヒジノワにいます。
よろしくお願いします。

2013年4月4日木曜日

2013年4月スケジュール


今月12日(金)より
週末のオープンハウスを致します。
黒マルはコモンシューズハウスの日。
黄マルは益子のコミュニティーカフェ「ヒジノワ」出張日です。

また春の陶器市も4月27日~5月6日まで開催されます。
コモンシューズハウスは
29,30のヒジノワ出張日を除き、陶器市期間中は休まず営業しています。
よろしくお願いします。


先日、高知の友人が遊びに来てくれました。
Terzo tempoの佐野君とアジア食堂歩屋のあゆみさん。
身体に優しく感じれるくらいの、しとしと雨が
益子のゆっくりとした時間をより引き立たせていた
おもてなし日和でした。
前日まで山梨のアヌッタラでのイベントを終え、
半日という短い滞在時間、それでも足を運んでくれて、
来れて良かったと心から言ってくれたことが
本当に嬉しかったです。
今度は、僕が6月に高知へ行きます。楽しみ!

2013年3月14日木曜日

Common Shoes House  コモンシューズハウス


来月、4月12日(金)より週末だけですが
靴のお店「コモンシューズハウス」をひらきます。
お近くにお越しの際は、お立ち寄りください。
HPも更新しましたので、ぜひお時間あるときにご覧下さい。


2012年は茂木町の静かな山のなかで、
放射能汚染をうっすらと肌で感じながら、
度々揺れる小さな地震に肝を冷やしながら、
かけがえの無い家族の時間を大切にしながら、
2年前の震災から立ち止まっていたけれど
次の一歩を踏み出す想いを胸に膨らませていた期間でした。


2013年は
ここで、小さな靴屋を始めます。
コモンシューズハウスという名前をつけました。
これまでの仕事(靴)が
自分とちゃんと向き合って
毎日を丁寧に暮らすことの結果だとしたら
これからの仕事(靴)は
他人とちゃんと向き合って
社会や地球に生かされている暮らしに従った結果だと思っています。


いまだに復興のために
何ができるかはわかりません。
現地で除染の作業を1分だけでも。
いまだ行方の分からない方の救助に1日でも。
そう思っても体は動きませんでした。
うしろめたさも感じます。
でももし僕が被災者だったら
助けて欲しいと願う一方で、
守るべきものがあるのなら、
それをちゃんと離さずにいてほしいとも思う。

大切にしなきゃならないことは
多くは抱えきれないこと、
この身体とこの一生には思った以上に小さいこと。
当たり前のことですがようやくわかった気がします。

2013年2月12日火曜日

靴の祝福


子供のファーストシューズをあまり深く考えずに
今まで作ってきたファーストシューズを用意して
のんびり歩き出す日を待っていました。
そろそろかなと思い、試しに履かせてみると、
用意していたその靴がキツくて足が入りませんでした。

指先のゆとりはありそうなのに、
足の甲が分厚く、それが靴のカタチとまったく合っていないことに
履かせてみるまで、気付きませんでした。
というより考えてもみませんでした。

大きめのサイズを用意しておけば、
成長の過程で履ける時がいずれ来ると思っていたのですが
その甘い考えは通用しないことを知りました。
 
こどもが産まれてから
初めて知った、あかちゃんのことがたくさんあります。
赤ちゃんの時はみな似たりよったりと思っていたけれど
本当は赤ちゃんの時ほど、多様な姿、豊かな個性を持っていて
子供になり大人になり、大きくなるほどにそれが失われていく。
大抵の人はそういうものかもしれない。なんだかそれが少し悲しい。
だから、僕は子供たちをこの世界の既存の型に押し込まずに
自由に羽を広げることのできる器をつくりたいと思っています。

我が子のファーストシューズは
足を優しく包むことと、誰でもできることを考えて作り直しました。
専門的な型や道具を使わずに、おうちの手芸でできます。
親子で一対の靴をつくることが当たり前のことになったら
素敵なことだと思いませんか。

ファーストシューズは
一生にひとり一足だけ受け取れる靴。
ありのままを抱きしめてくれる靴。
少しだけ先に産まれただけの大人から靴の祝福。
ようこそ地球へ。ようこそ小林家へ。


2013年2月4日月曜日

靴の学校を始めます。


靴づくりの学校を今春4月より始めることにいたしました。
しごとに靴づくりを加えるコース『シューズワークリレイション』と
暮らしに靴づくりを加えるコース『靴の小学校』があります。
どちらもてのひらワークスの靴づくりを思う存分楽しんでもらえると思っています。

難しいことをより簡単に、
簡単なことをより愉しく、
愉しいことをよりたくさんの人と分かち合うことが
てのひらワークスの靴づくりです。

『シューズワークリレイション』
日曜日11時~15時
年2回 春期4月~6月と秋期9月~11月 
募集人数 1~4名
講習費 15万円(工具レンタル代、材料費込み)

足から靴をつくる技術を学び、実践できる環境をいっしょにつくります。
農業でいえば、ジャガイモを育てるような内容ですが
とびきり美味しいジャガイモ名人を目指します。
2回以上受講すれば、だんだんとひとりで靴が作れるようになります。
まだまだ半人前ですが、半人前も助け合えば1人前です。
仕事に挑戦したい方はてのひらワークスの場所をお貸しします。
欲をいえば、靴の小学校の先生を目指してもらえたら嬉しいです。
靴を通じて社会に役立つ仕事をしたい方や
地方でスロー&スモールな仕事をしたい方なら
愉しく仕事を分かち合うことができると思います。
手っ取り早く技術がほしい人やひとりで仕事したい人、
靴で十二分なお金を稼ぎたい人には向いていませんので、あしからず。



『靴の小学校』
活動日  木~土曜日 10時~12時
入会金  10,000円
年会費  10,000円
参加費  1日1,000円+使用した材料費 

活動日の都合の良い日にいつでも靴づくりをたのしむことができます。
てのひらワークスで販売している
子供靴やベビーシューズ、サンダルやブーツなど
暮らしの日用品をつくるお手伝いをいたします。
近所のお父さんお母さんや、自転車で通える地元の学生、
週末はのどかな里山で過ごしたい方などに来てもらえると嬉しいです。
静かな山のアトリエでモノづくりに没頭する時間を過ごしませんか。

詳しく話を聞きたい方や参加ご希望の方は
工房にて個別に説明を致しますので
ご興味のある方は以下の日程の中から
ご都合の良い日を選んで、Eメールかお電話でご連絡ください。
詳しい住所をお伝えいたします。
真岡鉄道益子駅から車で15分です。

説明会予定日
2,3月の毎週土曜日 13時~15時
開催場所
てのひらワークス 栃木県茂木町

靴を買うときも、つくるときも大事なことは
肌に合う素材を選ぶことや心地良い構造を考えることです。
それは愛情のこもった手料理と同じです。
味の好みや栄養ある素材、調理法を考える。本当によく似ています。
渡す人と受け取る人、1対1でしか創ることのできない関係が
これからの社会を生きるうえできっと必需品となる気がします。
どちらの靴の学校でも
素敵な関係が結ばれていくことを願っています。