久しぶりの更新になってしまいました。
いろんなことがあって、何から書いていこうか
悩んでいます。
私のつくる靴は
すべて手で縫う箇所があります。
ミシンでは心許無いところは
錐で穴を空けて、太い糸を交差させてしっかりと縫います。
革の表情をみながら程よい加減で
優しく力を込めて、祈りを込めて。
それはおまじないか、願掛けのような仕業です。
履く人のことを想いながら
靴をつくれる喜びが
あつらえ靴にはあります。
糸が切れてしまったら
また会いましょうのsignです。
写真は、先日糸が切れてしまった
スターネットの星さんへつくったオーダーメイドシューズ。
東京も、山も、これで行くのよ。と
いつも笑顔で話してくれます。