2013年10月14日月曜日

靴の小学校 Tenohiraworks × 2 tree cafe

秋は展示会やクラフト市など、
イベントが毎週のように各地で開かれていて
友人たちからたくさんのハガキが届きます。
映画の予告編をみるような
期待感が副たむ、楽しそうなイベントばかりなのですが、いつも行けず終い。
でも今年は、10月27日から5日までスターネットで展示販売する、
曽田耕さんの「200bags」は
なんとしても初日に行こう!と大きくカレンダーに記しています。

さて、僕はというと、
この秋から新しいこと「靴の小学校」を始めます。

きっかけは、宇都宮の2tree caféの倉本さんファミリーとのご縁。
2tree caféの倉本さんご夫婦は
まずは自分たちがこの人生をより深く味わうために、
毎日食べている野菜や、毎日使っている器について
もっと知りたいと思い、生産者さんひとりひとりの想いに耳を傾けていました。
僕の靴についても、丁寧にゆっくりと時間をかけて聞いてくれる姿勢が
子供のようにまっすぐで、じぶんの心が開いていくのを感じました。
自分たちだけでなく、いろんな人に知ってほしいと考え
カフェに作家さんを招いて、楽しくみんなで学ぶWSを開いていることを知り
僕の靴もここに集まるみんなと分かち合いたいと自然と引き込まれました。

靴ってよくわからない、良い靴の定義とか、合っているカタチとか。
だから、つくるのも難しそう。たぶん大半の人がそう思っていると思います。
わからないままにするよりも、手を動かして考えることをお勧めします。
僕はそうやって靴をつくってきました。
正直いまでも確信はありません。

「靴の小学校」は
そんな僕の日々の仕事、「靴づくり」に同席してもらう学校です。
大きなテーブルを囲んで、みんなの手を拝借します。

靴づくりを教えることは、僕の仕事ではないし
そうしたいともあまり考えていません。
でも、その仕事の一部始終を観てもらい、
また手伝ってもらうことで(みんなやってみたいですよね。)
結果、靴づくりを伝えることにならないだろうかと考えました。


靴づくりはとても難しいけれど、
分担し合っていっしょにやれば、誰でも出来ます。小学生でもできます。
家で例えれば、ハーフビルドのように靴をつくっていきます。
家ができるんです。靴ができないわけありません。
仲間といっしょにやればきっと愉しいと思います。



てのひらワークスで大事にしていることは
難しいことを、より易しく
易しいことを、より愉しく
愉しいことを、よりたくさんの人と分かち合うこと。

2tree caféとコモンシューズハウスは車でちょうど1時間の距離。
徒歩1分で来れちゃう人から
車で1時間かけていらっしゃる人まで
この街で暮らす人と2tree caféでお会いできることを楽しみにしています。


靴の小学校 2013年秋冬(10月~3月)
毎月第3日曜日
1部11時~15時(11時~12時、ランチとお話会)
2部15時半~19時半(15時半~16時半、おやつとお話会)
毎月第3月曜日
1部10時~13時

※ランチ、おやつの時間はどなたでも参加できます。(1,000円)
 興味のある方や見学をご希望の方は、ぜひお申し込みください。
※2部にまだ少し空きがあります。