2012年6月5日火曜日

パタゴニアの南喫茶店とナイスタイムカフェ


甲府に友人夫婦が営む喫茶店があります。
私たちが靴屋を始めたころとほぼ同じ時期に喫茶店も始まりました。
名前をパタゴニアの南喫茶店と言います。
パタゴニアとは最果ての地の意味です。
なのでパタゴニアの南とは最果ての地のその先を意味しています。
そのメッセージは
長い長い旅の終わりに私たちが望むものはなんだろうと問いかけます。
その日が来るまで考えてみてもわからないけれど
彼らが教えてくれるように
そこに小さな喫茶店があればいいなと思う。
まずはコーヒーと甘いデザートを食べたいと思う。

彼らが毎日履いている靴は
天然素材でつくったカフェの仕事を支える靴。
無垢の真鍮やオイルレザーなど、彼らの美意識がカタチになった靴。
喫茶店のメニューにあります。
ご興味のある方は是非コーヒーといっしょに。

先日、完成したSPCワークシューズは
山梨に東京から移転して
4月にオープンした南巨摩郡富士川町のナイスタイムカフェを営む中村さんへ。
素敵な繋がりです。
その二つのカフェをつなげたのが
富士川町の昌福寺の存在でした。
私も昌福寺の岩間さんご家族が大好きです。

山梨でも富士川町は北杜市ななどと違って
まだまだ知名度もありませんが
だからこそ、
これから成熟していくであろうその小さな町の営みに
確かな希望を抱かずにはいられません。