現代の社会には母性が足りないというお話を聞きました。
本当にそうだなと思います。
無償の愛
存在への感謝
自然の恵み
小学生のころ
ソビエト連邦が独立国家共同体という解体が起きた時を
今でも覚えていいます。
体育のバスケットボールで
自分のチーム名を独立国家共同体と名付けた記憶もあります。
その頃の私は自由や平等や個人の意味をアメリカと無意識に思い込んでいたような気がします。
それから約20年が経ち、
世界は再び大きな転換の時を迎えています。
もしこれからの時代に名前を付けるなら、
それは個人でも自由でも平等でもなく
ひとつは母性かもしれません。
父親になって子供の幸せを考えるようになりました。
子供の幸せが世界の幸せと同じことだって気付くことに
そんなに時間はかからなかったから
私にも少しは母性があるようです。
子孫を残すことが生物としての本能であり、大きな仕事だとしたら
子供を授かった私は生きることの役目を終えました。
でも、もう少し子供を育てたいと思うし、
やっと大人になったとも思う。
大人の仕事は子育てだとしたら
母性は誰にでも備わっていなきゃならない。
事実、みんなそれをもって生まれてきたんです。
母の心を伝える本
「母のこころを すべてに」佐藤初女